基礎工事部

液状化抑止工法

液状化による地盤変化を防ぎ建設工事における五大原則を導守した施工

排水機能を持たせた杭材は、地震時における周辺地盤の過剰間隙水圧を早期に消散させ、液状化を抑止します。また、剛性をもつ杭材を圧入していくことで連続した地下壁が完成するので、水平方向に移動する液状化層『側方流動』に対して強力に対抗できます。この「地下壁基礎」構造物の耐震効果は、新潟地震・阪神大震災など過去の大地震でも実証されています。本工法はこの二つの効果により、液状化による構造物の被害を防きます。

■特徴

  • 本工法は静荷重圧入方式のため、騒音・振動などの公害を発生せず、困難な施工条件を全てクリアし、橋梁補強、護岸補強、地下構造物補強など多くの実績を積んでいます。