基礎工事部

硬質地盤クリア工法

圧入の優位性を損なうことなく、
独自の芯抜き理論により最大N値50以上の硬質地盤への圧入を実現

玉石を含む地盤や砂礫等の硬質な地盤において、単独圧入・WJ併用圧入では困難な場合がありました。優れた原理を持つ圧入の唯一の弱点であった硬質地盤を克服したのがオーガーの併用です。
利点の一つとして、狭い場所での施工を可能とし原理的に安全であるため、既存杭打機のような転倒の危険性や威圧感がありません。また、既設鋼矢板の反力に加え、オーガー引抜の反力も利用し圧入します。
そのため余裕を持った精度の高い施工が可能です。
圧入の優位性としては、無騒音・無振動において転倒の心配もありません。尚且つ杭の支持力を確認しながら施工ができますので高精度な施工が約束できます。又、今まで400ピッチの鋼矢板しか対応できなかった硬質地盤を500ピッチ・600ピッチ・900ピッチ鋼矢板でも施工できます。

■特徴

  • アースオーガ併用工法で施工不能な硬質地盤も圧入でき転倒の恐れもない。
  • 機械設備がコンパクトな為、街中でも小スペースで作業が可能。施工不能な硬質地盤も圧入でき転倒の恐れもない。

空頭制限施工ハンドリングシステム

桁下や架線下など空頭制限のある場所では、コンパクトな施工機械と専用のハンドリングシステムを用いることにより、支障物の撤去なしに施工を行うことができます。

適用例
愛媛県

鋼矢板 SP-IIw L=12.5m(3箇所継)