基礎工事部
鋼管矢板圧入工法
高強度で耐久性の高い鋼管矢板で、粘り強く合理的な鋼管矢板連続壁を構築する
港湾工事や河川流域の洪水・高潮対策、橋脚の耐震補強や橋梁基礎(鋼管井筒)などに適した、高強度で耐久性の大きい鋼杭が鋼管矢板です。
杭径や板厚を変えることで、設計要求に柔軟に応えることができ、目的の異なる様々な構造物を効率よく合理的に構築することができます。
鋼管パイラーはΦ500〜Φ1500までの鋼管矢板に適しており、無振動・無騒音で、転倒の恐れがなく、安全性、環境性にも配慮した施工を行うことができます。
鋼管矢板圧入工法の特徴
- 高剛性な壁体構築を実現
鋼管矢板は剛性が高く、工場生産による高品質な杭材を連続して圧入するため、強固な壁体を構築することが可能です。 - 環境に配慮した施工を実現
静荷重圧入方式のため、騒音、振動などの公害を発生しません。
また、工事影響範囲が施工システムのにしか及ばないので周辺環境への影響を最小限にします。 - 施工コストの低減を実現
仮設道路や仮設桟橋の設置など、仮設工事を必要としないため、最小の施工機械とシンプルな施工工程で大幅な工費の削減を実現します。 - 転倒の心配が無く、高い安全性を実現
圧入機本体は完成杭をしっかりつかむ構造のため、転倒の危険性がありません。